小平3・3・3号線(新五日市街道線) 小川町一丁目 武蔵野美術大学内外の工事説明会(2016年4月27日)

小平都市計画道路3・3・3号新五日市街道線(小川町一丁目区間)の整備について、今年度実施する街路築造工事に関する工事説明会が開催された。

小平3・3・3号線は、東京都と多摩28市町とで、10年間で優先的に整備する路線を定めた都市計画道路の整備方針(第三次事業化計画)(平成18年度4月)では、優先整備路線に選ばれておりませんでしたが、平成21年度から始まった「新みちづくり・まちづくパートナー事業」という総予算24億円の東京都から小平市への委託事業で、武蔵野美術大学の敷地内の部分215m部分の整備が始まった。さらに、既設部分の小川一丁目土地区画整理事業とあわせると、約550mの小平3・3・3号線の整備が進むことになる。

なお、武蔵野美術大学の敷地の外の東西については、すでに、小川一丁目土地区画整理事業として、整備がおわっており、このエリアの約550m、幅員28mの小平3・3・3号線が平成29年3月までに整備される予定だ。小平市のホームページから、説明会の資料がダウンロード出来ます。

全体図(小平市工事説明会資料抜粋)

工事箇所

周辺の様子は、第1回および第4回の小平3・3・3号線予定地を歩く会でも周辺の様子を写真をとっているのでそちらを参照していただくと様子がわかります。

工事箇所平面図((小平市工事説明会資料 平面図①と平面図②を貼り合わせた)

平面図

拡大図②が大けやき道との交差部ですが、現在は東側(大学キャンパス側)に道路が開通していないため大けやき道の東側には中央分離帯がなく、大けやき道をまっすぐ南北に移動できます。しかし整備後は、横断歩道もない交差点が隣接するのは交通安全上危険といって大けやき道を中央分離帯で遮断し、現在の大学キャンパス内に設ける転回路を通過するという説明だったが、しかしこれでは大回りとなるため、説明会でも不便だと声があがったそうです。

小平市工事説明会資料抜粋(拡大図②)

拡大図②_大けやき道_南北歩行ルート

南北を通過する歩行者・自転車及び、地元の車の利用者には不便になるだろう。西側にはまっすぐ通れる南北道路があるから、そちらを通れば支障はないと考えたのだろうか。東西の交通としては、たかの街道から、武蔵野美大通りを経由して、大学の中を通過して、2016年3月に開通した小平3・4・23号線から、青梅街道、五日市街道へ抜ける自動車が増えることも予想される。今後の安全対策を検討する必要があるかもしれない。

平成28年3月30日に公開された都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)では、武蔵野美術大学を含む周辺部分については、小平3・3・3号線は、優先整備路線には選ばれていない。つまり平成37年度までは優先的には整備される予定がない部分に、東京都は、約24億円の公費を投じて整備した。武蔵野美術大学も北側の小川一丁目土地区画整理事業で整備された一部の土地を東京都の公費で買い増ししたようで、東京都、小平市、地権者(土地区画整理事業組合)、武蔵野美術大学による4者による整備と言える。

小平3・3・3号線含む新五日市街道は約33kmであるが、全域ほぼ未着手。道路ネットワークの完成はほど遠くこれから着手という状況だ。多くの住宅街や商店街を通る計画で用地買収には時間を要するため、全体が整備されるまでには、数十年は要するは間違いありません。このタイミングで、巨額の公費を投じて武蔵野美術大学のキャンパスの中を貫通させてまで、囲碁の布石のように、約550mを整備するのは、どういう目的で、誰のためのものだっただろうか?と、疑問を持つのは私だけだろうか?

以上(文責 神尾直志)