投票率50%以上をめざしましょう!

ご報告が遅くなって、申し訳ありません。

一昨日(4月24日)の小平市議会では、小平市が提出した改正案について、本会議と特別委員会で6時間に渡って審議が行われました。改正案には、投票率50%未満の場合には開票しないという内容が含まれています。

特別委員会では、すべての会派から改正案の問題点が次々に指摘されました。それにも関らず、採決の場になって改正案に賛成を表明する議員のほうが多かったことは信じがたいことでした。

採決では、改正案に賛成と反対が同数で委員長裁決で可決、本会議でも同数で議長裁決で改正案が可決されました。本会議での各会派の討論(賛否の意見)は、この改正案への賛否ではなく、住民投票自体への賛否に戻っていたように思います。一度議会で決めたことを、もう一度蒸し返してやり直すような議会のあり方に疑問を感じます。

小平市が決めたこの改正について、昨日の新聞4紙で報道しています。ぜひお読みください。同日午前中に、市議会は、住民投票の補正予算3,158 万5千円を、全会一致で可決しています。投票率50%を超えずに開票せず、市民に結果の公表もされない場合には、住民投票に投じられたこの税金が、全くムダになってしまいます。(これまで日本で実施された住民発意の住民投票では成立要件がつけられたことはありません。)

この住民投票は、東京都で初めての住民発意による住民投票という貴重な機会であり、小平市は大変注目を集めています。市民と小平市のさまざまな機関が協働して、全市をあげて住民投票を成功させることができれば、小平市にとって大きな成果となるでしょう。ぜひ、その姿勢を見せてほしいと願っています。投票率50%達成に向けて、ご協力お願いします!市民のみなさん、ぜひ、投票に行きましょう!

以下、24日の特別委員会を傍聴し、委員から出された質問をメモしたものの一部です。長いですが、委員会での白熱した議論のほんの一部です。

・この改正は改正の枠を超えている。条例の趣旨を変える改正だ。
・市長の所信表明をふみつぶす内容の改正だ。
・順番を間違えている。改正案を出した経緯を時系列で説明してほしい。
・なぜ、3月6日市議会での市長意見で成立要件のことをなぜ書かなかったのか。3月27日の市議会での条例案可決後、10日以内に市長は再議を求めることができたのに、なぜ再議を出さなかったのか。順番がおかしいのではないか。
・このようなことを市民参加、情報公開、住民自治を標榜する市長が言っていいのか。
・成立要件なしということを含めて、議会の判断だと思っている。議会の議決をないがしろにするものだ。
・条文には、開票するともしないとも書いていない。あえて文言に入れなかった経緯はなにか。
・住民投票は市民の意向を確認することを目的としている。成立要件を入れることで目的が果たせなくなるのではないか。
・(開票しないと経費が削減できるという理事者側発言に対して)開票にいくらかかるのか。
・成立要件と開票は一体ではないか。開票すべきというのは当然だ。市民にどう申し開きするのか。
・選挙費用3150万円も使って、開票もしない、データも出さないという考えなのか。
・信頼性の高い結果とはなにか。投票率○%で見直す○票、見直さない○票というのが厳然たる結果だろう。
・投票率20%、30%でも、数万人の単位だ。1票であれ、10票であれ、市民の声を受けとめ、市政にいかすべき。
・成立要件2分の1の必然性、裏付けは何か。高い成立要件でボイコット運動を招きやすいのではないか。
・開票はして、投票結果を首長の判断のひとつとして活用するということであれば、民主主義のための対価として有効に使うことになるのではないか。
・市議選や市長選でも投票率50% に達しない中で、どういう広報をして投票率を上げていくのか。
・小平市として説明会を実施する予定はあるのか。情報を多くして、市民が考えて投票するようにすべき。・東京都の資料だけでなく、見直しの必要性があるかないかを問うのだから、見直すべきという資料も提供すべき。
・この住民投票は次にも影響してくる。住民投票をこれから制度設計していってほしい。そのためにも開票までやって、参考にしてほしい。
・こんなタガをはめるのなら、この結果、市は○○しなくてならない、くらいのことを言うべき。
・成立要件を言うなら、東京都がスケジュールを進めるのはちょっと待ってほしい、市で見直しの案を考えたい、ぐらいのことは言ってほしい。
・選挙活動は自由とあるが、その自由の範囲は?
・成年後見人が投票権なしとした理由はなにか。地裁で違憲判決が出ている。
・改正するならば、投票資格を18歳以上と在日外国人に広げるべき。