第3回口頭弁論報告

2月10日(月)第3回口頭弁論傍聴報告

丹治 日子太

 投票用紙の不開示決定取消訴訟の第3回口頭弁論が2月10日に行われ、前回の市側の反論に対する私たちの再反論を確認しました。

私たちの反論はこういうものです。

(1) 「公開」と「開票」は違う。そして、住民投票条例は「公開」を禁止していない。
①    私たちには知る権利がある。小平市の住民基本条例と情報公開条例にはそれが明記されている。市はそれを前回認めた。そして、知る権利より重視すべき利益を市は何も提示できていない。
②    住民投票が不成立の場合、「開票する」という規定がなくても公開はできる。なぜなら、(ⅰ)公開こそ情報公開条例の目的、(ⅱ)公開による損害はない、(ⅲ)公開こそ住民投票条例の目的、(ⅳ)条例制定の審議過程でも公表することも可能とされている、成立要件を設定した他の市でも同様な議論がある、(ⅴ)不開票の場合、開票しないとは条例にない。この規定は知る権利を制限する規定である。権利を制限するには条例に規定しなければならないとする地方自治法14条2項に反する。

(2) 公開は「投票の秘密」(憲法15条)を侵害しない。
①    投票の秘密とは誰が書いたかわからないことであり、○×式なので筆跡鑑定できないし、コピーで公開するから指紋照合もできない。
②    余計なことが書いてあってもそこだけ墨塗りにすればよい。

私たちは結審を求めましたが、市は継続を求めました。次回第4回口頭弁論では、市が再反論することになります。

第4回口頭弁論
4月21日(月)午前11:30から
東京地裁(霞ヶ関)522号法廷

【資料】
第3回口頭弁論の準備書面ダウンロード(※37ページあります)
鑑定書(武田真一郎氏)ダウンロード(※7ページ)

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