2016年9月4日 第9回小平3・3・3号線予定地を歩く会 あかしあ通り~西東京市境まで

2016年9月4日(日)、朝はすごい雨だったが午後には晴れた。第九回目の小平3・3・3号線予定地を歩く会を行った。今回は、花小金井に長く住んでいる方4名を含む、9名が参加した。

小平市の都市計画マスタープランの見直し状況に加えて、小平市の開拓以降の歴史の話をすることにした。江戸時代の村の単位を現在の地図に落としたもので、古くからある街道は村の形成ともに出来たと思われるものが多いことなどを説明した。

%e4%ba%8c%e5%b0%8f%e3%81%ae%e6%ad%a3%e9%96%80

二小の正門。小平3・3・3号線は、左側(南側)の学童保育のある場所を通る。小平3・3・3号線が完成すると学童保育がなくなるわけではなく建物がなくなるという意味だが、小学生が使いやすい場所に建て替えてもらいたい。

%e6%9d%b1%e3%81%9f%e3%81%8b%e3%81%ae%e9%81%93%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%bc%e9%a3%9f%e5%93%81

パンピー食品(右側の奥の工場)と、この生活道路が幅員28mの小平3・3・3に変わる。写真奥(西)から、手前(東)を通る。風景は大きく変わるだろう。

%e9%88%b4%e5%a4%a9%e9%80%9a%e3%82%8a%e5%95%86%e5%ba%97%e8%a1%97%e3%81%ae%e5%8c%97%e5%81%b4%e3%81%ae%e6%96%b0%e7%af%89

鈴天通りの北側の小平3・3・3号線の予定地にまた新たに新築の家がたっている。また用地買収の費用はあがる。この道は「東たかの道」とも呼ばれている。「多摩のあゆみ」50号によると「尾張藩の鷹狩りについて」記載があり、御鷹場絵図が載っており、鷹狩り場は、北は川越領の一部から、南は玉川用水沿いの砂川新田にまでおよぶ。東たかの道とたかの街道は、当時つながっており、鷹狩り場の南境道だったとしている(引用 「小平市30年史」 P71)。また、当時は、東たかの道の北側が野中善左衛門組の本通南と呼ばれる村で、南側が、鈴木新田の北側と呼ばれていた村の境界線だったと言える(小平市史 近代編P27)。現在も北側は花小金井、南側が鈴木町になっており境界線の道路がそのまま現在使われていることがわかる。

%e9%88%b4%e5%a4%a9%e9%80%9a%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%a4%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%a1%88%e5%86%85

9月10日の鈴天通り商友会による鈴天フェスティバルの案内。アップが遅くなりすいません。すでにおわってしまいました。

%e9%89%84%e5%a1%94

予定地にある鉄塔。前回の歩く会でも撮影したが、また載せる。本当にどうするんだろうか?

%e5%85%89%e3%81%8c%e4%b8%98%e5%95%86%e5%ba%97%e8%a1%97

鈴天商店街と光が丘商店街の境目。写真奥(東)が光が丘商店街。

%e5%ae%8c%e6%88%90%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b333

小平3・3・3号線が完成している部分。小平駅南口再開発事業として作られた。(比較的)背の高いマンションが立ち並ぶ。現在は二車線であるが、恐らく開通する際は4車線になるものと思われる。

%e8%8a%b1%e5%b0%8f%e9%87%91%e4%ba%95%e5%8d%97%e5%81%b4%e3%81%ae%e4%ba%88%e5%ae%9a%e5%9c%b0

小平3・3・3が出来ている部分の東側の予定地。小平3・3・3号線は、写真手前(西側)から奥(東側)へ抜けていく。

%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89

多摩湖自転車道(小平グリーンロード)(左側(北))へ、小平3・3・3号線が右側(南))から近寄っていき、200m以上、重なる。小平3・3・3は左側(北側)へ交差して抜けていく。

%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-2

多摩湖自転車道をさらに東へ。この写真の見えているところまで多摩湖自転車道に小平3・3・3号線が重なり、右側(南側)に見える鈴木街道と接する。小平3・3・3号線は写真左側(北側)の西東京市の方向にむかう。

参加者からの主な意見は以下の通り。

  • 二小の敷地にある学童保育。小平3・3・3が出来て建物がなくなっても、学童保育はなくならない。なくなったら大変なことになる。
  • グリーンロードと重なる部分、行政側は路線を変更することはないのではないか?
  • 商店街、シャッターが閉まっていたところ、道路が出来て土地を買ってもらいたいという人もいる。
  • 影響をうける周辺の200mくらいの住民がまちづくりに参加出来る具体的な仕組みが必要。
  • 近所に住んでおり3・3・3号線は幼少期から話題になっており署名運動がおきたこともあった。昔はあたりは栗畑が多かった。
  • 商店街の人、さまざまだと思う。光が丘商店街は世代交代しており、若い経営者が100円市など新しい取り組みをしている。
  • 実際に予定地を歩くと、考えずに計画の線を引いているのがわかる。
  • 多摩湖自転車道は、遊歩道ではなくて生活道路と考えた方が良い。お風呂の王様から東側(西東京市側)は道が狭く、危険。多摩湖自転車道を通勤通学につかっている。これが小平3・3・3と重なってしまうと生活に支障をきたすことを考えないといけない。
  • 小平3・3・3号線と多摩湖自転車道(グリーンロード)の交差については、回避策を考える前に、周辺への周知が必要。その上で回避策が検討されないと理解してもらえなくなる。
  • 小平3・3・3号線計画に、興味がない人、考えたくない人も多い。実際に整備されるときはそうはいかなくなると思う。
  • 花小金井、15年前くらいに再開発があったと記憶している。当時より使いやすくなった。都市になったがコンテンツがないという印象。
  • 小平3・3・3、西から東まで3箇所すべて歩いた。小平市の様子は東西でかなり異なる雰囲気だと思った。
  • 多摩湖自転車道(グリーンロード)に50年前に植えた桜の木が立派に育っている。一方、小平3・3・3は整備されずに実現が難しくなっている。
  • 花小金井南側の一部整備が終わった道路、ある意味未完成なのだが、「未完成の完成」で良いのではないかと思った。昔こんな計画があったのだよ、というシンボルになるのも良い。
  • 商店街と住宅街が多かった。ここを通すのは考えられない。
  • 多摩湖自転車道(グリーンロード)との小平3・3・3号線との交差部。小平市が良い案をつくって、東京都、および住民と調整するとは思えない。
  • 行政の継続性という言葉があるが、先を見据えて担当が変わっても対応出来るようにすることを言うのだが、「一度立てた計画だけが何も考えずに引き継がれる」というまずい継続性になっている。日本の社会の暗部だ。
  • 知り合いの家が何軒か計画の予定地にかかっている。かかっている人は知っているが、周りの人はしらない人が多い。
  • 25年前に西東京市で3・3・3号線の説明会があったが小平市はなかった。まだまだ計画は先と考えて、建替した人もいる。
  • 都市計画道路である鈴木街道の整備の方が先に行うべきなのではないか。歩道が狭い。大型バスが通るので危ない。
  • 鈴木街道のお風呂の王様の東側(西東京市側)はもっとひどい。整備必要(お風呂の王様より東側は都市計画道路としての計画はない)
  • 花小金井の周りの自治会にも声をかけたが反応薄かった。
  • 費用対効果が重要。このように税金をつかっていたら、国破れて都市計画道路あり、になりかねない。

今回は、花小金井の方が、4名参加されており、住民視点の意見が多く聞けた。周知がすすまないまま計画が実現すると、大変な事になると改めて感じた。小平都市計画マスタープラン、地域別構想の案には、以下のような記載がある。第9回小平市都市計画マスタープラン見直し検討委員会(平成28年7月14日開催)【議事資料1~4】のP30,31によれば、以下の記述がある。

“小平都市計画道路 3・3・3 号線(新五日市街道線)は、小平グリーンロードや既存の商店街と重複する箇所も見受けられることから、みどりの保全方策や周辺住民の利便性確保に向けた検討を地域住民とともに行っていく必要があります。”
「みどりの保全方策や周辺住民の利便性確保に向けた検討を地域住民とともに行っていく必要があります」とは人ごとのような言い方だ。小平市のまちづくりの問題、逃げずに、東京都、及び住民と向き合って、グリーンロードの交差の問題、最善を尽くしてもらいたい。また、それ以前に周知を徹底してもらいたい。

(文責 神尾 直志)

広告