第二回 国分寺線からあかしあ通りまで
2015年11月23日、文化の日に第二回を開催しました。曇り時々雨天候でしたが、11名の参加者で、鷹の台集合、西武国分寺線の東側から、小川一丁目、二丁目、中央公民館、市役所の敷地を通り、学園東町の住宅街、小平一中の南側を通りあかしあ通りまで、約2時間15分で歩きました。
第二回は、写真担当をお願いし忘れて、残念ながら写真がありません。2サイクル目の第五回でしっかり撮影したいと思います。
小平は小川町の「小」と、平坦な地形「たいら」から、「小平」と命名されましたが、市役所の東側に平安窪(へいあんくぼ)と呼ばれる窪地があり、結構なアップダウンがあります。この部分をジグザグに南北に動きながら東に移動したため、参加者には良い運動?になったようです。1回目より疲れたとの声がありました。
参加者の栗田沙織さんに感想を書いて頂きました。
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単純に住んでる街を知るのって楽しいなと思った。驚いたのが、そもそも50年前の計画なんだ、ということ。50年前に計画された道路がまだ完成されていないって…一体どういうことだろう。
「市民の思いが実現するまちづくりへ」の講座で知った、「都市計画マスタープラン」を市のホームページで見たけど、これを見たことある人は、そして理解できた人はどれだけいるのだろうと思う。難しいけど、市民にちゃんと伝わるところまでやりきってこそ、説明したということになるんじゃないかな。
計画した50年前は、未来の街をみんなで考えるなんて、実現できる時代でもなかっただろうから、仕方ないと思う。でも、今ならできるかも。街の目指す大きな方向くらい、市民で決められたらいい。日本でも住民参加のまちづくりをする流れができてきているようだから、これから。市と市民が全体の利益を考えて、一緒に進めていくモデルにできればいいな。
栗田沙織
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その他の人の感想は以下の通りでした。
- 坂が意外にも、多かった。
- 静かな住宅街に大型道路が通る、影響が大きい。違和感がある。
- もしつくるなら住宅街なので工事の騒音も大変だろうと思った。配慮が必要と思った。
- 西武国分寺線と多摩湖線、2箇所も鉄道を横切る。交差部はどうなるんだろうか?
- 4車線の幹線道路の必要性はわからないが、市役所の東側の住宅過密地帯のところ東西道路1本あったら便利かもしれないと思った。
- 自転車と歩行の東西道路があればいいと思った。
- ある農家が、警察署が予定地になっており、小平3・3・3号線は出来ないと言っているのを聞いたことがある。ほとんど作られていないので、どこを通るか知らない人が多いのではないか?
- 警察署、都営住宅、市役所、中央公民館など公共施設はしっかり避けるように、まっすぐではなく、曲がっている(蛇行している)事がわかった。
- 予定地周辺に周知のチラシをいれながら歩いたらどうか?
まちづくりに市民の思いが実現出来たらいいですね。しかし、市民の思いは、一つではありません。いろんな声があって、それをまとめていく小平市や東京都は、本当に大変です。開発重視か環境重視かは、市民の意見は分かれるところです。お役所勤めの人は、悪く言われることが多くて大変ですけど、がんばって欲しいと思います。住民の意思を反映させることが会の本旨ですので、さまざまな主張もしますが、自分が住んでいる街のことですから、まちづくりに協力もしたいと思っています。
参加者の1人、コミュニティFMのFM西東京(84.2MHz)で番組を持っている五目亭ひじきさんが「寄っといでアビー道路スタジオ」という番組で、12月15日(火曜日)の23:00から、第二回歩く回について取り上げて頂くことになりました。ポッドキャストはやっていないのでライブを聞きましょう!
【第3回小平3・3・3号線を歩く会の予定】
1月16日(土)13:30 西武新宿線「小平」駅集合。16:00まで。
あかしあ通りから西東京市との市境まで(小平グリーンロード東側)の約3kmです。どなたでもお気軽にご参加下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。
(文責 神尾 直志)