請願書名の締切を過ぎても、多くの署名が事務所に届いています。総務委員会で不採択となった請願が、26日の本会議で採択される可能性はほとんど考えられませんが、お送りいただいた署名は本会議までに議会事務局に届けます。
以下に9月11日の東京新聞の記事を掲載します。その他の記事はこちらにまとめています。お読みください。(※朝日新聞の記事はまだアップできていません。画像はクリックすると拡大します)
請願書名の締切を過ぎても、多くの署名が事務所に届いています。総務委員会で不採択となった請願が、26日の本会議で採択される可能性はほとんど考えられませんが、お送りいただいた署名は本会議までに議会事務局に届けます。
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小平市内外、1万3千390人のみなさまの署名をいただき、小平市議会に提出した小平市の住民投票の開票と開票結果の公表を求める請願についての報告をします。
請願者数は議会事務局による審査を経て、「水口和恵ほか13,056名」となりました。請願の紹介議員は、日向美砂子氏(小平・生活者ネットワーク)と橋本久雄氏(無所属・会派:虹とひかり)で、筆頭紹介議員は日向氏でした。
9月10日(火)、市議会総務委員会において、請願についての審議が行われました。冒頭で共同代表の水口和恵が請願の趣旨説明を行いました。小平市議会で請願者本人が趣旨説明をするのは新しい制度の導入によるもので、小平では初めてのことでした。
委員会では、請願者の趣旨説明と質疑、筆頭紹介議員の説明と質疑、請願を受けた市の説明と質疑が行われました。質疑では住民投票の開票について、各会派の考えが示され、資料の提出が行われての論議が行われました。しかし午前9時から説明を含めて3時間ほどの時間では、十分な審議が行われたとはいえません。継続審議が提案され、私たちも継続審査を望みましたが、継続審議に賛成したのは生活者ネットワークと公明党の委員で、多数決によりその場での採決が決定され、午前中のうちに採決となりました。
多数決での採決の結果は、不採択となりました。総務委員会委員のうち、委員長を除く6名の賛否は、以下の通りでした。
賛成:平野委員(小平・生活者ネットワーク)
反対:常松委員(社民党)、佐藤委員(日本共産党)、佐野委員(無所属・会派:政和会(自民党系))、宮寺委員(無所属・会派:政和会(自民党系))、幸田委員(公明党)
(※虹とひかりとみんなの党は所属委員なし)。
この結果を受け、市議会では9月26日の本会議で、請願についての採択が行われます。市議会の運営の仕組みから考えますと、残念ながら総務委員会での決定が覆されることはありません。
1万3千人の願いが込められた請願を、十分な審議も行わないまま、委員会で簡単に否決してしまった市議会の在り方には、疑問と落胆を感じます。市民の声を真剣に受け止め、市民の意見を市政に反映するよう努めるという、議会本来のあるべき姿からはかけ離れているのではないでしょうか。
本会議後に改めてご報告をいたしますが、まずは水口が行った請願の趣旨説明を掲載します。ぜひ、お読みください。
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水口 和恵 請願趣旨説明 2013.9.10
請願の趣旨説明の機会を与えていただき、ありがとうございます。
5月26日に行われた住民投票は、小平都市計画道路3・2・8号線計画を見直すべきか否か、市民の意向を確認することを目的としていました。住民の意向を反映しないまま事業を進める東京都に対して、住民の意思を明らかにし、計画に反映してほしい、というのが私たちの思いでした。
この思いに市議会が応えてくださり、都内初の住民投票が小平で行われたのは、画期的なことでした。どこにもある身近な都市計画道路についての住民投票は初めてで、全国的にも大きな注目を集めました。
住民投票の実施は、市政やまちづくりに対する市民の参加意欲を高め、自治の意識を呼び覚ましました。51,010人が投票に参加し、3・2・8号線計画を見直すべきかについて、意思を示しました。
市内有権者の3分の1以上、35%の人が参加したこの住民投票の結果を明らかにし、市民の意向を公にすることが、市政への信頼感を増し、関心を高めることにつながるはずです。
地方自治とは、憲法に定められた基本的人権を日常生活の場で実現することであり、個別性をもつ地域住民の願いに応えていくのが自治体の責務だと思います。小平3・2・8号線の建設という地域にとっての大きな課題に、5万人を超える有権者がどのような意思を示したのか、それを明らかにすることが、自治と市民参加の第一歩となります。
住民投票条例の改正を決めた4月の臨時市議会では、多数の議員の皆さんから、投票結果の尊重と情報公開の観点から開票を行うのが賢明である、費用対効果の面から開票はすべき、開票することで市長が進める情報公開も市民参加も前進する、といったご意見が出されました。
住民投票が不成立で、小平市として信頼性のある投票結果を都に伝えることができなかったとしても、3,000万円もの税金を使って行われた住民投票の結果は、市民にとって大切な財産であり、その中味を知るのは、市民の当然の権利ではないでしょうか。この行く末には、全国の人が注目しています。
今回、私たちは、請願への賛同署名を7月20日からの約1か月半で13,390筆集めることができました。出勤前の早朝や夜間の帰宅時など、毎日駅頭や大型店前などで集めました。街頭で署名を集めていると、「投票に行ったのだから、せめて開票はしてほしい」、「どうなったんだろうと思っていた」といった声が多く聞かれました。
地方自治体の運営は、住民の意思に基づいて決定し、実行するのが、住民自治の原則です。昨年の市議会で副市長は、小平3・2・8号線計画について、小平市民は、概ね妥当であると考えていると思う、と答弁されました。本当にそうなのでしょうか。住民投票は、そんな市民の意向を知るために行ったもので、それは開票してみないとわかりません。
例え一人の市民の意見でも、真剣に耳を傾けるのが、本来、市政のあるべき姿だと思います。ましてや、51,010人もの市民の声に耳を傾け、市民参加によるまちづくりを進めてほしいと思います。
市議の皆さまには、市民の福祉と民主主義、あるべき市政の実現のため、十分に議論していただきますよう、心よりお願い申し上げます。
9月10日(火)午前9時から市議会総務委員会で開票を求める請願の審査が始まります。反映させる会共同代表の水口和恵も冒頭で趣旨説明します。ぜひ、傍聴にお出かけください。そして、昼休み12〜13時には市役所前沈黙アピールへ!この日は小平市役所へ集まりましょう!
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【総務委員会をぜひ傍聴してください!】
小平市議会に住民投票の開票を求める請願は、総務委員会に付託されました。開票を求める署名は全国各地から集まり、1万3千筆を超えました。ただ、この請願については決して楽観できない状況です。ぜひ傍聴へお出かけ下さい。関心の高さを示し、総務委員会の議論を注視したいと思います。
請願が審議される総務委員会
9月10日(火)朝9時〜市役所7階(おそらく第1委員会室)
共同代表水口和恵が最初に5分間趣旨説明をした後、各委員(市議)からの質疑があり(1人2分)、その後、請願について審議されます。
〈総務委員会の委員〉
立花隆一(委員長・公明党)
堀浩治(副委員長・自由民主党)
佐藤充(日本共産党)
常松大介(社会民主党)
平野ひろみ(小平・生活者ネットワーク)
宮寺賢一(無所属 自民党系)
幸田昌之(公明党)
【沈黙アピールにもご参加を!】
毎週月曜日に小平市役所前で行っている沈黙アピールも、10日(火)の昼休み12〜13時に行うことにしました。今回はできるだけ多くの人の参加をめざしています。お誘い合わせて、ぜひご参加ください!(※この週は開催曜日を月→火に変更します)
上の写真のような一人1文字プラカードも用意していますが、ぜひ、開票を求めるプラカードなど、思い思いのやり方でアピールしてください。こちらでもポスターを用意しております。
ご報告が遅くなりましたが、小平市議会に小平市の住民投票の開票と開票結果の公表を求める請願を提出しました。
第一次締切分、合計7,390筆の署名を提出しました。
この請願がどの委員会で審査されるかは、8月28日の議会運営委員会で話され、9月2日に決定されます。おそらく9月10日の総務委員会か、13日の建設委員会になるかと思います。
小平市議会では、今期から、請願を提出した側が請願の趣旨説明を行うことができるようになりました。最初の委員会の冒頭で5分間趣旨説明をし、それに対して議員からの質疑があるそうです。質疑のほうは時間無制限とのこと。
審査される委員会が決まりましたら、こちらでお知らせいたします。ぜひ、傍聴におでかけください。
2013年8月4日(日)14時~16時 @ 小平中央公民館 視聴覚室
参加資格:とくにありません。市内外問わず、小平住民投票に興味を持って下さる方
内容 :
・反映させる会の最近の活動報告
・9月の市議会に提出する請願の署名活動について
・皆様との意見交換
・その他
主催:小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会
今回の住民投票について思うところや、今後の活動について、皆様と意見交換させていただき、今後の反映させる会の活動方針の参考にさせていただきたいと考えています。
小平の住民投票に関心のある方なら、どなたでも参加して頂けます。お気軽にご参加ください。
現在行っている以下の活動は、前回の6月8日(土)の懇談会に出席してくださった皆さまのご意見を参考にして、始まりました。
・開票を求める沈黙のアピール(毎週月曜日 小平市役所前で12:00-13:00実施中)
・開票を求めるポスターの作成と配布
・開票を求めるバッジを製作・販売(有志による活動)
さて、住民投票の開票を求める請願を、九月の小平市議会に出すべく活動をしています。
既にご協力して下っている方も多いです。本当にありがとうございます。
街頭署名活動では、1箇所で100以上集まることが多く、世間の関心も高く、とても励みになっています。
この活動についてもご説明したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。