8/20、都市計画の原案の公聴会(小平市)での公述

8月20日(水)午後1時から 小平市中央公民館ホールで行われた都市計画の原案(東京都決定)の公聴会では、反映させる会の世話人のひとりでもある丹治さんが唯一の公述人でした。公述原稿をいただいたので、こちらでご紹介します。
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 小平市の丹治日子太と申します。
「都市再開発の方針」「住宅市街地の開発整備の方針」について意見を述べさせていただきます。
 大きく二つに分けて述べたいと思います。一つは、方針の具体的な内容そのものについて、もう一つは、方針の進め方その方法論についてです。

 まず、方針の具体的な内容そのものについて述べたいと思います。
 一つ目は、「多摩部14都市計画 都市再開発の方針(原案)」についてです。
その中の「Ⅰ基本的事項」の「Ⅲ都市計画に定める事項」「2再開発の施策の方向」「(1)拠点の準備」についてです。
 述べるべき意見は、旧都市再開発の方針にあり、今回削除された、「個性ある住宅都市として発展させるため」という文言を残してほしいということです。
 この文言を削除しなければならない理由はどこにあるのでしょうか。新しい都市再開発によって完成された住宅都市に対して、個性のない住宅都市だという批判されることを避けるためでしょうか。例えば、北関東地方や国道16号線にあるような既視感にあふれた大型ショッピングモールやロードサイド型店舗を展開するためでしょうか。たとえば、小平市の小川駅前や小平駅前に高層マンションを建てやすくするためでしょうか。はなはだ疑問を禁じえません。この都市再開発の目的が一部の業界団体の利益のためにあるのであるのではないかと疑う住民は少なくないと私は考えます。

 二つ目は、「多摩部19都市計画 住宅市街地の開発整備の方針(原案)」についてです。
 他の区域も同じことが言えるのでしょうが、ここでは「小平都市計画区域」に絞らせて具体的に意見を述べさせていただきたいと思います。
 その中の「2.住宅市街地の開発整備の目標」「(1)実現すべき住宅市街地の在り方」と同じく「(2)住宅の建設及び更新、良好な居住環境の確保等に係る目標」についてです。
 ここにおいても、残しておいてほしい文言があります。旧開発整備の方針にあり、今回削除された、「成熟した都市にふさわしい豊かな住生活」という文言を残してほしいということです。
 この文言も削除しなければならない理由はどこにあるのでしょうか。この文言が削除された一方で、代わりに強調されているのは防災です。確かに、防災は必要です。しかし、「成熟した都市にふさわしい豊かな住生活」と両論併記してなんの問題があるのでしょうか。防災のみを強調し、「成熟した都市にふさわしい豊かな住生活」という文言を削るということは、まるで、未成熟な時期の高度成長期的な都市開発を再現することが目的だと疑わざるを得ません。やがて来る東京オリンピックを考えるとなおさらそう思わざるを得ません。防災を盾にして一部の業界への利益を狙っていると受け取られても仕方がありません。

 これは明らかに都市計画の理念の後退です。防災と成熟した都市の豊かな生活は併記すべきと考えます。併記することで防災にかこつけた間違った都市開発の歯止めになるのではないでしょうか。
 舛添知事も先日の朝日新聞のインタビューにこう答えています。「人口減でもそれなりの生き方がある。過剰消費社会はそろそろやめるべきで、例えば都心から車を排除する脱モータリゼーションもその一つだ。」我々の意思を反映しているとされる知事のこの言葉は私の述べた意見に親和的です。そうした都民の声に従った都市計画を策定すべきではないでしょうか。
 また、防災を強調するのなら、緑の防火機能についてもマスタープランにおいて触れておいてほしいと考えます。

 最後に、方針の進め方その方法論です。
 都市計画のあらゆる段階で、法的な制限にとらわれない広範囲の住民と意見を交換してほしいということです。交換とは、一方的に意見を聞き、それに一方的に答えるといことではありません。パブリックコメントのようなものではだめです。コミュニケーションをとることが必要です。市民同士での意見の交換という面も重要です。例えば、ワークショップのようなものをどんどん取り入れることは有効なのではないでしょうか。
 こうした方法論を採用すること自体をこのマスタープランに明記すべきと考えます。そうすれば、本当の意味で、都市計画に住民の意思を反映させることになるのです。
 以上です。

都市計画の原案(東京都決定)の公聴会

直前のお知らせですみません。
明日、以下のような公聴会が開かれます。

唯一の公述人は、反映させる会の世話人のひとりでもある丹治さんです。328号線そのものの公述ではありませんが、今後のまちづくりに関わる大事な公述です。

暑いなかですが、もし、良かったらいらして下さい。

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都市計画の原案(東京都決定)の公聴会の開催について
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/keikaku/seido_4.htm

東京都では、「都市再開発の方針」及び「住宅市街地の開発整備の方針」の原案について、下記のとおり公聴会を行いますので、お知らせいたします。

1 日時及び会場
平成26年8月20日(水)午後1時から 小平市中央公民館ホール

2 公述対象都市計画及び関係市
小平都市計画区域(小平市)

3 公述予定人数及び公述時間
1人(10分以内)

4 公聴会に係る問合せ先
東京都都市整備局都市づくり政策部都市計画課
電話03-5388-3225(直通)
※ 公述の辞退等の場合は公聴会が中止となりますので、上記の問合せ先へ御確認ください。

5 その他
公聴会の議事録及び公述意見の要旨とこれに対する東京都の見解は、後日、都ホームペー
ジ、都庁第一庁舎3階都民情報ルーム及び小平市都市開発部まちづくり課で公開します。